日本人とドイツ人は、時間に厳格なところや、勤勉なところなど、似ているところが多いと言われています。そのため、日本国内の投資家達は、ドイツ関連の株式やFXにポジティブな印象を持っているようです。また、日本国内に、メッツラーの支店として活躍しているメッツラー・アセット・マネジメント株式会社があることから、信頼の高い企業といった印象をもっているようです。こちらでは、人気のメッツラー・アセット・マネジメント株式会社の特長や、評判についての情報をご紹介していきます。
メッツラーの基本情報
メッツラーは、ドイツにある老舗のプライベートバンクです。ドイツ最古の銀行として、これまでドイツ経済の発展に大きな役割を担ってきました。このメッツラーが創業したのは1674年。なんと、今から348年も前のことになります。この出来事は、第3次ウェストミンスター条約により、2年間続いた第3次英蘭戦争が終結した時代でもあり、世界が非常に不安定な時代でもありました。この年の日本は、未だ鎖国中で、四代目将軍の徳川家綱の時代です。世界でも類を見ないほど老舗の銀行であることが分かると思います。
メッツラーは、創業当初は融資事業がメインとなっていましたが、時代のニーズに合わせたサービスを提供していて、現在は、投資アドバイザリー事業がメインとなっています。この他に、プライベートバンキングやキャピタルマーケット、コーポレートファイナンス、投資顧問がサービスとなっています。また、世界各国に支店を設けていて、日本にも、メッツラー・アセット・マネジメント株式会社という名称で進出しています。
メッツラー・アセット・マネジメントの特長
メッツラー・アセット・マネジメント株式会社は、東京都千代田区の内幸町にオフィスを構えている外資系企業です。こちらの会社の代表を務めているのは、若干32歳の弘貴・ゲアハルト・ヴィースホイ氏です。ヴィースホイ氏は、日本語だけでなくドイツ語や英語も話すことができます。これまで勤めあげてきた企業で、M&AコンサルティングやIPOなどの実績が豊富な人物です。
ドイツにある本社と同様のサービスを提供しています。その中で、ヴィースホイ氏は、ドイツと日本の企業にとって、より魅力的なクロスボーダーM&Aを推奨するとインタビューでこたえています。特に、新型コロナウイルスの影響を強く受けてしまった、経営が苦しい日本の中小企業の多くが、グローバル化に興味をもたず、国内だけに目を向けていることも多いので、そのスペックを発揮しきれていません。クロスボーダーM&Aの動きを活発化することによって、インアウト取引、アウトイン取引へのハードルを下げ、日本とドイツ経済を活発にしようとチャレンジしているのです。
メッツラー・アセット・マネジメントの評判
メッツラー・アセット・マネジメント株式会社は、ドイツにあるメッツラー本社と同様に、非常に評判の良い会社です。そもそも、メッツラー自体が、創業者一族うですべての株を保有していることから、世界でも類を見ないほど高い独立性を維持しています。その独立性が、機関投資家や個人投資家の中でも評判となり、日本進出移行も高い人気を誇っています。
メッツラー全体の投資顧問ビジネスとして発表されている運用資産の規模は、10兆円を超えるまでに至っています。これまでの歴史と実績から考えてみても、信頼のおける企業であることは、間違いなさそうです。