どういうときに海外口座が必要?
基本的には海外の銀行口座はいらない
一般的に、海外の口座が必要になるのは、以下の人です
- 長期的に留学する人
- 移住の予定がある人
- 仕事や旅行で頻繁に海外に行く人
要するに、日本に住んでいる人にとっては、海外口座はほぼ不要です。しかし、全くメリットがないかというとそうではありません。
海外口座を開設するメリットは?
主に次のようなメリットがあります
・高金利な場合が多い
海外の口座は日本の銀行よりも基本的に金利が高いです。
ただ貯蓄するだけなら、海外の銀行に預金した方が、資産形成しやすいと言えます。
その代わり、金利が異常に高い国は、それなりの理由があるので、注意しましょう。
・海外の金融商品などを購入する場合に便利
不動産や株など、海外の金融商品に目を向けている場合、購入時の手間を考えると海外口座を持っている方が便利な時が多いです。
・投資をしている場合、資産を分散することでリスク回避につながる
投資家にとっては、海外に口座を開設する事によって、為替変動の影響を抑える事ができます。
昨今ですと、ロシア・ウクライナ問題によって大きな為替変動が起こりました。
ここまで国際的な問題が起こることは、まれではありますが、絶対に起きないというわけではありません。
そういった問題の当事者になった時、万が一にそなえて海外に口座をもっておくというのは、一つの回避方法です。
外国投資の特徴は?
日本では低金利の状態が長く続いているという状況もあり、海外に目を向ける事によって、日本よりも良い投資の機会が得られる場合があります。
特に、債券投資では、利子収入は収入源となるので、海外の金融商品の方が運用上有利となることも少なくありません。
また、円安時では、海外投資はプラスに働く状況が多く、国内の情勢に対して、臨機応変に対応できるようになるのも、海外投資のメリットです。
オフショア投資
税金をゼロか、限りなく低く設定し、投資の為に整備された国、土地の口座を開設し、投資することをオフショア投資(タックスヘイブン型)と言います。
税金が少ないため、本来徴収される予定だった税金分も投資に活用でき、かつ高利回りであることが最大の特徴で、資産形成効果が高いです。
特殊な例ではありますが、そういった活用の方法もありますので、参考にしてみてください。
また、過去の記事で、アジアンバンク、オフショア投資について書いている記事もありますので、よろしければ、ぜひご覧ください。