海外投資は日本と比べて税金や口座開設方法が複雑に絡み合っています。きちんと理解して、将来後悔することがないように、今のうちにしっかり知識武装をして、損をすることがないようにしていきましょう。
海外投資に注目が集まる理由
海外投資に関するメリットとして、日本に比べて海外だと大きなリターンが出来る点にあります。日本の経済は過去30年ずっと停滞しています。上がることなくずっと停滞していて、日本に投資したとしてもリターンが見込めません。日本に投資するよりも海外に投資したほうが効率よく資産形成することが出来ます。これから投資するならぜひ海外投資を視野に入れておきましょう。
加えて、海外に分散投資することで、幅広くリターンを享受することが出来ます。「卵は一つの籠に入れるな」という言葉があるほど、一つの場所に投資するのは危険が付きまといます。ぜひ世界に分散投資するという考えを持っておきましょう。
海外投資に関する注意点
注意点一つ目は、2重に税金がかかる点にあります。一つは日本から金融所得課税約20%がかかり、投資先の国からもプラスで税金がかかります。日本の税金を免除することはできませんが、投資先の国からの税金は、確定申告の際に免除申請することで払った金額が戻ってきます。必ず確定申告する際に申請を提出するようにしましょう。
例えばアメリカだと約10%の税金がかかるので、10%を払い戻しできます。元本が大きくなればなるほど、10%がとんでもなく大きくなるので、忘れずに申請することが大切になってきます。
注意点2つ目は、為替変動のリスクが考えられます。ドル高、円安など、外貨と円の価値のバランスが変更する可能性があるので、その点も踏まえて海外投資する必要があります。
3つ目の注意点は、カントリーリスクです。カントリーリスクは、海外投資先の国が経済や政治、自然災害などでマーケットが変動するリスクがあることを指します。日本が大丈夫だったとしても、投資先の国でマーケットが縮小、消滅してしまうかもしれませんので、海外投資する際は、投資先の国のニュースや経済についてよく調べておくことが大切です。