近年注目を集めている資産形成。具体的に資産形成を始めるにはいくらから始めるのがいいのか解説していきます。資産形成について理解と、誤った資産形成をしてしまい取り返しのつかない失態を未然に防ぎましょう。
いくら必要か
国内株式を購入する場合、基本的に100株単位で購入することが多いです。なので一株1000円だとすると、10万円から投資することが可能です。最近だとミニ株と呼ばれるものが登場していて、一株単位で購入できるものもありますので、気軽に投資を始めることが出来ます。
いくらから投資を始めるのか考える際のポイントとして、資産を3つに分割することをおすすめします。一つは生活資産。基本的に生活費は3か月分~6か月分あれば大丈夫とされています。2つ目は緊急用資産。なにか有事が起こった際に必要となる資産です。50万円~100万円あれば問題はないです。3つ目に投資用資産です。投資の原則として、余剰資金で行うことが推奨されています。毎月の生活費から余った金額を投資に回すといった感じです。
基本的に銀行にお金を預けていても資産が増えることはありません。株式投資や自己投資で将来的にリターンが見込めるものにお金を使わないと、ずっと金欠のままの人生を過ごすことが確定してしまいます。円資産だけだと経済情勢や円安の影響で何もしていなくても円資産価値の減少につながってしまいます。
少額でもいいので、毎月コツコツ積み立てることをおすすめします。少額で世界に分散投資するだけでも預金よりも圧倒的にリターンを享受することが出来ます。複利の力を最大限利用すれば、10年後、20年後に資産が2次曲線のように増えていきます。
資産形成は安全に
資産形成に関して重要な考え方として、資産形成は安全に行いましょう。例えば資産が減る可能性が高いFXに手を出してしまうと、せっかく築いた資産をすべて棒に振ってしまう可能性があります。堅実に、長期的な目線で資産形成を行うことが大切になってきます。
投資に関しても、基本的に投資は分散投資が基本です。一つの銘柄でもインデックスファンドだと指数に連動していろんな優良企業に投資することができるので分散が効いています。いろいろな企業に分散投資して、確実にリスクヘッジを行っていきましょう。
まとめ
今回は資産形成はいくらから始めるべきなのかというテーマでお話ししました。少額でもいいので投資して資産形成することがこれからの時代、大切になってきます。終身雇用が崩壊し、老後2000万円問題なんかも話題になりましたよね。
これからはスキルを身に付けて個人で稼いでいく時代です。働き方改革で個人事業主やフリーランスとして活動する人も増加しています。今後もいつパンデミックが起こるのか分からない状況なので、自分の資産は自分で管理することが大切です。